コラム 第96号 - よく噛んで食べる食事のうれしい効果とは?
ゴハンをよく噛んで食べると、消化がよくなり満腹中枢も機能しやすいとよく聞きますよね。
それだけでも嬉しいのですが、よく噛んで食べること能力がアップするかもしれないってこと、みなさんはごお存知でしたか?私は知りませんでした。噛む運動が脳を刺激し、脳の運動神経系に働きかけるというのです。
期待がいっぱい!咀嚼(そしゃく)運動についてのお勉強です。
☆よく噛んで食べることと運動機能の関係
・運動能力が高まる
*側頭筋
しっかり噛むことが、耳の上の側頭筋を刺激し筋トレをくり返す状態になる
筋トレが直接脳への刺激を伝えやすく、感覚神経に伝わり運動神経系につながりやすくなって、脳の活性が身体能力を高める
*三叉(さんさ)神経
顎の三叉神経には知覚神経と運動神経に繋がる神経があるが、咀嚼が三叉神経を刺激し、運動神経が脳の刺激を伝え運動能力を高めてる
*背筋
背筋は大きな筋肉が重なり集まっている
大きな筋肉は代謝を良くしてくれる大事な筋肉
よく噛むと背筋の筋力は1~2%もアップ!食べながらのボディメイクができる
・集中力が高まる
よく噛むことは感覚神経と運動神経を活性する
朝食をしっかり咀嚼すると、午前中の集中力になる
ランチのしっかり咀嚼は、午後の睡魔を封印できる
・咀嚼しない影響とは?
顎が劣化し歯並びが悪くなる
歯並びの悪さは運動能力の低下に繋がるといわれている(顎関節付近には身体の軸となる三半規管があるため、スポーツ選手は歯を大切にする)
内臓消化の時間がながびき、胃腸に負担がかかる
集中力の低下
姿勢が悪くなる
咀嚼運動は、脳に刺激か伝わり、神経を活性し、身体と意識のスイッチをいれます。よく噛んでゴハンを食べると、頭と身体が起きて行動の準備が出来るのですね。
試験や大会の朝、大切なことの前に、よく噛んでシャキッとした身体で頑張ろう!
※当コラムの内容は、以下のページより引用しています
咀嚼をしっかりして運動能力をアップさせよう!