コラム 第48号 - 使っているだけでは安心できない、マスクの選び方と「使用後マスク」の取り扱い方
マスクをしてるから大丈夫!じゃないんだって。汚染された「使用後マスク」の取り扱いが大事です。
ウイルスや細菌が付着したマスクはどうすればいいのでしょうか?
★マスクの取り扱い方法
・あごに掛けるのはNG
あごに付着する飛散物がマスクの内側に付いてしまう
マスクに触れたときに、マスク表面のウイルスや花粉が落ちたり手に付く
・マスクを外す時の注意
鼻や口に触らないようにして、ゴムひもを両手でもち顔から離す
マスクに触れない
捨てる時は両耳のゴムひもを持ち、ビニール袋に入れて口を閉じるか、ふたの付いたゴミ箱に入れる
捨てた後は手を洗う
マスクの 正しい外し方・正しい捨て方 があるとは考えたことがありませんでした。
いろいろなマスクが売っていますが、どれを選べばいいのでしょうか?
★安全性の高いマスクとは!?
・マスクの選び方
「自分の顔に合うサイズ」と「隙間ができないようなフィットする形」を選びましょう
マスクのパッケージにある表記の説明
・BFE
「Bacterial Filtration Efficiency=細菌ろ過効率」といい、細菌を捕集する効率試験のこと
発散した細菌を吸引する、細菌を発散させないというマスクの役割を数値的に表す
BFE値が95%以上の性能のものが望ましい
・VFE
「Virus Filtration Efficiency=ウイルスろ過効率」といい、ウイルスなどの飛沫を捕集する効率試験のこと
ウイルス感染者のくしゃみや咳による飛沫物の飛び散りを防ぐ
ウイルスの遮断効率が高いほど数値が高い
・N95
米国労働安全衛生研究所が測定した呼吸器防護具の規格の一つ
固形塩化ナトリウムエアゾルを試験粒子とする捕集効率試験で、試験粒子を95%以上捕集できること
結核やSARSの感染防止に効果があることから、N95マスクを医療関係でも用いるようになった
微粒子をさえぎる高い性能だが、長時間の着用は息苦しい
マスクにはたくさんの機能性の基準があるのですね。よく箱を見て、マスクの特徴を確認して購入したいものです。
※当コラムの内容は、以下のページより引用しています
正しいマスクのつけ方でウイルス&花粉対策を 自分に合ったサイズの選び方も確認
安全性の高いマスクとは!?