コラム 第36号 - 痛すぎる!口内炎の原因、大切な栄養素、しみにくい食べ方

何度も経験していますが、震えあがるくらいに痛いのです。

★口内炎はどうして出来ちゃうのかしら?
気がつくとポツッと口内炎が発生していることがよくありますね。口の中を噛んでいないしヤケドもしていない、だけどできてしまっているのはナゼなのかしら?

アフタ性口内炎ができやすいNG習慣7つ
■歯磨きの回数が少ない
口内に食べかすが残っていると、口内細菌が繁殖して口内炎ができやすい環境になります。寝る前と食後の歯磨きをしましょう。

■強すぎるブラッシング
強い歯磨きをすると、歯茎や頬の粘膜を傷つけ細菌が繁殖して口内炎になってしまいます。やわらか歯ブラシでやさしく磨きましょう。

■口の中がよく乾燥する
唾液の分泌が少ないと、細菌の繁殖を抑える抗菌作用が低下します。口内が乾燥するで細菌が繁殖しやすくなるのです。

■コンビニ飯が多い
ビタミン不足になりやすいコンビニ飯、ビタミンB2不足は粘膜の保護に影響するためです。

■過度の飲酒・喫煙
アルコールの分解と代謝にビタミンB群を大量に使用し、喫煙は体内のビタミンCが破壊されてしまうためです。

■疲労やストレスなどによる免疫力の低下
ストレス、睡眠不足、過労は免疫力の低下につながり口内炎ができやすくなります。

■ペットボトル飲料のじか飲み
直接飲んだペットボトルの残りの飲み物には、数時間後に細菌が繁殖してしまいます。細菌がいっぱいの飲み物を飲むと、口内細菌の増殖につながり口内炎ができやすくなります。

アフタ【aphtha】とは
現在は舌,口唇,ほおの粘膜などの口腔粘膜に発生する直径10mm以下の孤立した痛みのある小潰瘍に対する症状名のこと。

かいよう【潰瘍 ulcer】 とは
壊死をおこした組織が融解したり?離(はくり)したあとに、臓器の表面にできた組織欠損部をいう。ごく浅いものは糜爛(びらん)といわれる。

お口の中が細菌の増えやすい環境になっていて、粘膜や歯茎に細菌の繁殖場になる傷があると、たちまち口内炎ができてしまうのですね。
お口の中はとっても汚い。細菌がいっぱいだから口内炎ができちゃうのね。


★口内炎が痛いけど食べなくちゃいけない
口内炎に食事がしみるから何も食べたくない、と思いがちですが栄養不足では口内炎は治りません。口内炎によい栄養素は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンA、ビタミンCなどです。

口内炎に特に大切なのは、、
細胞エネルギーの再生と代謝を促すために
ビタミンB2 : レバー、乳製品、ウナギ、さば、卵、納豆、アーモンドなど

細菌に強く、粘膜を健康に保つために
ビタミンA : レバー、ニンジン、パセリ、ウナギ、ほたるいか、バターなど


★口内炎にしみにくい食べ物
口内炎が痛いときのギョウザやお刺身は、涙が止まりませんよね。しみにくい食べ物なんてあるのかしら?

口内炎にしみにくい食べ物と食べ方
クリームシチュー、コーンポタージュ、茶碗蒸し、すりおろしりんご、ゼリー、プリン、牛乳、はちみつ、酸っぱすぎないヨーグルトなど

熱くない温度で食べること、ストローを使うこともしみにくい食べ方なのですね。
今度痛くなったら試してみよう!


※当コラムの内容は、以下のページより引用しています

「口内炎ができやすい人」がやりがちな悪習慣7つとその対処法
口内炎とビタミンと食べ物!口内炎になったら、このしみない食事だ!!