コラム 第129号 - 狭い空間のクシャミに注意!飛行機の中のウイルスの拡散シュミレーション

お出かけするときに必ず交通機関を利用します。誰かが酷い咳をしたり豪快なクシャミをすると、その中の菌やウイルスが私にふりかかっているのではないか、ととっても心配です!狭い空間の中で、クシャミや咳から発生した菌やウイルスにどのように空気感染するのか、気になりますよね?クシャミの拡散予想を勉強します。

☆機内でクシャミをしたらどうなる?クシャミの粒子の広がり方とリスク
飛行機の機内(中央が3席、両隣の2列が2席の配置でかなり密集している)の中央にいる赤い人物がクシャミをすると、その粒子がどのように機内に広がるのかをシミュレート
*このシミュレーション動画は飛行機内を想定したもので、電車やオフィスとは空気の循環が異なるので、必ずしも同じシミュレーション結果になるとは限らないが、人がいて空気の流れがある限り、誰かのウイルスがクシャミによって大勢に拡散することは大いにありうる。

・クシャミの粒子の拡がり方
はじめにモワっとした塊が宙に浮く
クシャミの粒子は天井にぶつかるようにして左右に広がり
完全に隣の列の人まで覆っていく
粒子は勢いを落とすことなく、さらに一度クシャミの主に集まって
そして改めて機内に拡散していく

・1人のクシャミで10人に感染リスク
この結果では、感染の危険性が高いと見られるのはクシャミの主の両隣の座席、及び両隣の4席、そしてその後ろの4席、合計10席の乗客

・菌やウイルスに対する予防と拡散防止
体調が悪いかもと思ったら感染しないためのマスク
クシャミが出そうになったら拡散させないためにハンカチなどで口を押さえる
人が密集する場所に出かけるときはマスクをする

これは飛行機の座席配置ですが、京急さんの座席の場合だってあてはまるかもしれません!やっぱり菌とウイルス発生源の周囲には、その舞い上がった粒子が上から覆っていますね。これでは逃れられそうにありません。
菌やウイルスからの空気感染に対してはマスクがいいようですね。ゴホゴホと咳込む人に限ってマスクをしていないように思います。感染を防ぎ身を守るために、マスクを装着したほうがよさそうです。



※当コラムの内容は、以下のページより引用しています

ウイルスってどう広がるの? 飛行機の中でクシャミするとこうなるってシミュレーション動画 / たった1人のクシャミで周囲10人に感染リスク