コラム 第66号 - 『花粉を寄せ付けるNGファッション』と『花粉がつきにくいオーガニックコットン』について

スギ花粉症じゃないはずなのに、スギ花粉は減少しているはずなのに、朝いちばんに窓を開けると涙が止まりません。外はいろいろな草木の花々が咲いているから仕方ないのかな?
何の花粉に負けているんだろう。。

この時期「家に帰って来ても花粉が酷くて辛い目にあっている」と言う人も少なくないのではないでしょうか?それは、昼間に服についた花粉が原因になっている可能性が高いです。
★春花粉を寄せ付けるNGファッションポイント
・花粉がつきにくい洋服の素材
花粉をつきにくくする工夫についてご紹介します。

・花粉がつきやすい危険な素材
ウールは、花粉をもっともくっつけやすい素材は冬のコートに使われるウール(セーターやカーディガンなども要注意)
ファーは、花粉を吸い込みやすい(バッグやキーホルダーなども注意)

・花粉を寄せ付けない素材
ナイロンは、花粉がつきにくく、払い落としやすい(フードの中に花粉が溜まりやすいのでフードなしのものがいい)
触ってみてスベスベしている綿やその他の素材は花粉がつきにくい

・静電気に要注意
静電気除去スプレーは、花粉を寄せ付けないようにする(コートやスト―ルなどにスプレーするとよい)
柔軟剤は、衣類の摩擦を少なくして静電気を起こさないようにする(ただし柔軟剤がNGの服もあるので注意)

マスクや花粉防御メガネなどの対策グッズと合わせて、お洋服やアクセサリーの素材にも注意をしてみてはいかがでしょうか!
花粉がつきにくい素材の綿は、敏感なお肌の方にも優しい素材ですよね。綿のなかでもさらに優しいのはオーガニックコットンです。

でも、オーガニックコットンはちょっとお高いイメージがありますよね。
手軽に購入できないかしら?
★今、ファストファッションの各ブランドでサステナブル(地球環境のために持続可能であること)を意識したものづくりが広がっていて、オーガニックコットンなど環境に配慮した素材を使った洋服が増えているそうです。
オーガニック素材は人にも環境にも負荷が少なく、触り心地など質も良いが、収穫量が少なく値段が高くなりがちであるが、通常ラインとほとんど変わらない値段で展開する企業努力が行なわれているのです。

・H&Mはオーガニックコットンやリサイクルポリエステルなど環境に優しい素材を使った「コンシャスコレクション」を展開しており、スカートやチュニック、アクセサリーなどの商品を販売している。

・無印良品はオーガニックコットン100%の商品が充実しており、Tシャツは婦人服、紳士服ともに商品化している。オーガニックコットンが使われている商品は約8割に上る。

・ZARAはオーガニックコットン100%の商品を累計1千万点以上製造しており、タグを付けて分かりやすく明示している。オーガニックコットンを含んだの製品の数も拡大している。

オーガニックコットンは環境にも優しいのですね。お肌のために、地球のために、オーガニックコットンのお洋服を買いに行こう!
注:オーガニックコットンは農薬や化学肥料を3年以上使っていない畑で栽培される。


※当コラムの内容は、以下のページより引用しています

春花粉を寄せ付けるNGファッションポイント
「オーガニックコットン」やリサイクル素材、手頃価格で 「環境に配慮」ブランド増加