コラム 第142号 - ハンドクリームの塗り方、知っていますか?

何度も手を洗うたびにハンドクリームをぬっているのに、いつも指先が硬くなりひび割れてしまいます。これは肌が弱いから仕方ないのですよね?でも、どうやら原因があるらしいのです。正しいハンドクリームの使い方をお勉強します。
☆ハンドクリームの使い方のポイント
手荒れの原因は、荒れやすい関節や指の間がしっかりぬれていない、全体的にぬる量が少ないことが分かった。
ひび・あかぎれの治療効果のあるビタミンE入り保湿剤の量、ぬる部位、マッサージ方法、患部の重ねづけ、について指導を行ったところ、実験開始4日目には症状の改善が現れはじめ、2週間後にはほぼ全員の手荒れが改善した。
(ユースキン製薬と医学博士の野村有子氏の共同実験、2014年2月6日~20日実施結果)
・手荒れの重症化を防ぐハンドクリームの塗り方
使用量の目安
量が足りないきちんとぬれずに症状が改善しない
人さし指にクリームをのせた場合は、指先から第1関節まで
症状がひどい場合は、指先から第2関節まで

ぬり方
手の甲にクリームをのせ両手の甲を重ねて少しずつ伸ばす
手のひらを使って全体にクリームを伸ばす
指は付け根から指先に向けて引っ張るように1本1本にクリームを伸ばすことがポイント
爪の周囲や乾燥しやすい指の間もなじませる
荒れている場所や関節部分は「重ねぬり」で効果アップ
手袋をはめると保湿効果アップ

ガサガサが目立つ手の甲だけに気を使って、指先や爪の周りにクリームをなじませることはしていませんでした。ここは硬くなっていますから、クリームをよくなじませてあげるといいのですね。
私の仕事をしてくれる手と指に感謝して、ハンドクリームをぬってあげよう!




※当コラムの内容は、以下のページより引用しています

手荒れの原因はハンドクリームのぬり方にあり? - 正しいぬり方や量とは……