コラム 第110号 - 季節の変わり目の疲れ、秋バテかもしれません

十五夜とスーパームーンのお月さまはとてもきれいでしたね。朝晩は涼しくなり秋の気配ですが、昼間はまだまだ暑いです。ついつい冷たいものを食べては、寒くなりすぎています。真夏の時に比べると、体はそれほど熱くないのかな?夏から秋への体の変化をお勉強します。

☆「秋バテ」という体の不調について
朝晩の気温は低くなっているのに、日中の気温が上がり温度差が激しいと、自律神経が乱れてします。それでも薄着でいたり、冷たいものを摂り過ぎ、冷房を効かせて夏と変わらずに過ごしていると、体の中が冷え体調を崩して「秋バテ」てしまう。
・秋バテの主な原因
エアコンによる自律神経の乱れ、体の冷え
冷たいものの摂り過ぎ
暑さによる疲労、ストレス
・秋バテの症状とは
暑い間に体を冷やしてしまい、自律神経を乱し、血の巡りを悪くし、内臓の機能が麻痺してしまった状態は、秋バテの症状としてあらわれます。
食欲がなく胃がもたれる
疲れやすい、だるい
立ちくらみ、めまいがする
頭がボーっとする
寝不足で、朝スッキリ起きれない

☆「秋バテ対策」5つのポイント
・温めの湯船にゆっくりとつかる
お風呂に入り温熱効果で血のめぐりをスムーズに
血流を良くして老廃物も汗と一緒に流す
新陳代謝がアップするし、疲れも取れやすく夜もぐっすりと眠れる
・マッサージでリラックス
1日分、1週間分の体のコリをほぐす
・軽い運動でリフレッシュ
軽い運動をすると脳内で体を活性化するホルモンが分泌される
20~30分ほどのウォーキング
・免疫力を高める食材を摂る
冷たいものは控えて、温かい食べ物(飲み物)を摂る
胃腸が弱っているときは無理しない
よく噛んでゆっくりと食べる
免疫力を高めるビタミン・ミネラルや食物繊維がオススメ(かぼちゃ、さつまいも、じゃがいも、長芋、ゴボウ、レンコン、 しいたけ、しめじ、まいたけ、サンマ、鮭、サバ、栗、ぶどう、桃、梨など。)
・エアコンの温度設定には注意
自律神経の乱れの主な原因のひとつが、外気と室内の激しい温度差
室内外が7℃以上の温度差を繰り返していると、自律神経のバランスを崩し始める
夏から秋にかわるこの季節のだるさや元気のなさは、秋バテだったのですね。自律神経の乱れで思いあたることがあります。真夏のエアコンの温度設定は28~30度で十分なのに、この時期は25℃にしないと快適さを感じません。体温調節ができていないのですね。
暑い昼間は半袖でちょうどいいけど、夕方に肌寒いと感じてもそのままで過ごしてしまいます。これでは体を冷やしてしまい、自律神経が乱れてしまいますよね。
気候も体調も不安定な季節、自分でしっかり気をつけましょう。


※当コラムの内容は、以下のページより引用しています

「秋バテ」対策に今からやるべきこと